アンチエイジング~肌の老化の仕組み~

なぜ実年齢以上に肌は老化するのか

アンチエイジング~肌の老化の仕組み~

年を重ねるにしたがって、気になってくる肌のたるみ、くすみ、しみ、しわ…。 いつの間にか肌のハリがなくなってきて、フェイスラインが崩れてくる…。肌のきめが粗くなり、透明感が失われる…。

そんな肌トラブルの原因は、どんなことから引き起こされるのでしょうか。 肌の老化の仕組みについて考えます。

原因のひとつは光老化=紫外線です。 特に子どもの頃から元気に外で遊んでいた、テニスや陸上、ソフトボールやサッカーなど、外で行うスポーツを続けてきた、そんな場合には、紫外線による影響が多くなります。 紫外線の影響というと、シミや日焼けの原因となるUV-Bの影響を思い浮かべる方が多いかと思いますが、本当に怖いのはUV-Aの影響です。

UV-Aは波長が長く、真皮にまで届いてコラーゲン繊維を切断するなど、皮膚細胞を傷つけます。 この蓄積が肌の老化を早めているのです。 光を浴びない体の部分と顔の皮膚を比べてみると、その影響の大きさがわかるはずです。

もうひとつは細胞の酸化です。 細胞が酸化する原因となるのは活性酵素です。 活性酵素は時間だけでなく、紫外線やストレス、喫煙や添加物や脂質の多い食事によって、多く発生します。 活性酸素は皮膚を酸化させ、肌の弾力をなくし、肌を硬くしていって、老化を進めていきます。

もうひとつは、うるおいを保つ力が失われ、肌が乾燥してくることです。 うるおいを保つのは、角質層に含まれる天然保湿成分と角質細胞間脂質、そして皮脂です。 これらを作る働きはなんと20歳がピークといわれ、その後はだんだんと落ちていきます。 ですから、年齢を重ねると共にこれらが少なくなり、肌のたるみを引き起こし、しわを作る原因となるのです。

肌がだんだん薄くなっていくことも原因のひとつです。 肌を作る働きは女性ホルモンによるものですが、女性ホルモンの分泌量は20~30代をピークにだんだん減っていきます。 そのため、皮膚を作り出す力が弱まり、しわやたるみの原因となってしまうのです。

老化はどんなに美しい女性であっても私たちが生命活動を続ける限り起こります。 実年齢に見合った老化と上手につきあっていきたいものですよね。